A4はがきの発送時期についてはたくさんの人から質問を受けます。
一般的な発送時期で良い時期としては、大きな連休の後、具体的には「正月明け」「ゴールデンウィーク明け」「盆休み明け」などが一般的に良いとされています。
また反対に反応率が落ちるといわれている時期は大きな連休の前といわれています。実際にテストしてみるとこの通りでない場合もありました。当然季節商品などはその季節を中心に前倒しして考えなければいけません。
また以前にお買い上げいただいた既存の顧客に送るのか、全くの新規客に送るのかで発送時期を考える必要があります。 それにさらに重要なことはその会社の戦略により出す時期は大きく変わります。
例えば人形屋さんで3月のひな人形を販売する場合を考えてみましょう。
通常は雛人形を買いたいと考える人に向けて年明け早々からチラシやDMを出し始めます。
ここから3月3日までが勝負になります。これは普通のDMを出す場合になります。
しかしこの方法以外にも違う戦略を立て、出す時期を変えてみることができます。顧客ターゲットをお父さんお母さんではなく御爺さん御婆さんにした場合で、ひな人形をしまう時期に焦点を当てダイレクトメールを考えてみます。時期的には3月3日から始まります。
この場合は「接触頻度」「返報性」「親近感」のキーワードを基本に定期的なA4ハガキを考えます。
接触頻度:1年の有余があり、ライバルよりたくさん接触できます。
返報性:良い情報やプレゼントすることにより多少の恩義を感じてもらえます。
親近感:A4はがきにひな人形店の個人的な情報などを掲載し親しみを感じてもらいます。
戦略が変わると発送時期が変わってきます。
この他にも、お客さんが多く購入する時期を自社のデータで調べます。たくさん購入される時期がわかれば後はお客さんがその商品・サービスを検討する時期を考え、その時期の少し前にA4はがきが到着するように発送するという考え方もあります。
そして発送時期を知る一番良い方法はテストしてみることです。同じ商品でも会社のキャラクターやポリシーなどにより一番良い発送時期が違う場合もあります。
注意点としては発送時期が決まった場合、A4はがきを出すまでの一連の工程を決め、いつの時期から作成にかかればよいか考えて下さい。実際に作成を始めると思ってもいないトラブルや、想像よりも時間がかかるこがあります。余裕の日程と予備日をとっておくことで発送時期に間に合わせましょう。この工程がしっかりできていないと発送日に間に合わないことがよくあります。特に初めての場合は予備日をたくさん取っておくことを押すすめします。
発送時期が大事な商品・サービスもありますが、それよりも大切なことはお客さんとの接触頻度を高め、自社の製品・サービスが必要になった時に思い出してもらえるかのほうが大事です。
A4ハガキの他どのようなDMもお見積もり可能です。